カクテル＝バーから居酒屋への変化
おしゃれなカクテルを飲むには、たくさんのリキュール類を揃えている本格的なバーに行かないとだめだったものですが、最近は居酒屋でもカクテルの種類が増え、気軽に飲めるようになっています。
そのため、居酒屋でカクテルを飲んでいた人がバーに行った場合、その値段の違いにびっくり仰天すること必至です。
居酒屋とバーとでは、カクテルそのものの値段相場は倍と考えておくことは必須です。
居酒屋でジントニックを頼んだら500円程度で飲めるのに対し、バーでは1杯1000円以上からとなります。
これは、どのカクテルにも当てはまることですが、バーではリキュールの種類を多く使ったり、飾りを付けたり、あるいはお好みでオーダーを聞いてくれるといった場合には、1000円ではさらに足りません。
バーには、居酒屋のカクテルにはない上品さがあるのは確かですが、居酒屋でならほとんどのカクテルが500円程度、高くても1000円にまでは届かないため、お会計にびっくり仰天することはまずないでしょう。
居酒屋にもバーにもあるけれど
お酒を提供するところは、チャージ料が料金に加算されることがほとんどです。
居酒屋でいえば、飲み物を頼んだときについてくるお通しがそれで、バーなどでも飲み物と一緒にナッツなどが提供されます。
お通しが酒の肴に向いているちょっとした料理なのに対し、バーではナッツなどの乾き物が多く、おしゃれなものが出てくるのが特徴です。
一番の違いはチャージ料の額で、2人でバーに行って、それぞれがカクテル2杯を30分程度で飲んだとすると、最低でも7000円以上はゆうにかかります。
それだけバーのチャージ料は高いということで、居酒屋でのお通し料金が激安に思えることでしょう。
居酒屋なら、2人で行っても7000円の予算なら2杯以上のカクテルを頼み、さらには料理も食べて、確実に30分以上過ごせます。
居酒屋にもバーにもあるチャージ料ですが、お財布をどれだけ軽くするかを比較すると、居酒屋が庶民の味方であるのは確実です。
おしゃれなところで飲みたいという願いもかなえてくれる
昨今、おしゃれな居酒屋も増えてきており、こうしたコンセプト居酒屋では大衆居酒屋よりもカクテルの値段は少し高めになります。
とはいえ、高くても1杯800円程度といったところで、ポピュラーなジントニックやカシスオレンジといった定番カクテルであれば、800円もしないところもあるでしょう。
バーは高すぎてお財布につらいものの、ちょっと素敵な雰囲気でカクテルを飲みたいというときは、おしゃれなコンセプト居酒屋がその願いをかなえてくれます。